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Vol.1 山本 格 教授

Vol.1 2014年 8月12日 山本 格 教授大学院医歯学総合研究科附属腎研究施設

20140926_User_01_Yamamoto_HP02文部科学省「革新的イノベーション創出プログラム (COI STREAM)」で申請支援を行った,大学院医歯学総合研究科の山本格 (やまもと ただし) 教授にお話を伺いました。

山本 格 先生の研究テーマ

山本格先生は,尿と腎臓のタンパク質を網羅的に解析するプロテオミクス研究で,腎臓病の解明を目指しています。世界的なプロテオーム・プロジェクト HUPO のイニシアチブの一つ, Human Kidney and Urine Proteome Project の代表でもあり, COI では, COI-s 生体液バイオマーカーセンターの研究リーダーとして,病気の予兆を感知できる「なんでも尿検査」の研究開発を担っています。 → 山本格先生 HP

長谷川山本先生は,海外の研究者との連携も多く大変多忙な毎日をお過ごしです。昨年の COI では, URA 2 名 (久間木・長谷川) が申請書作成支援を担当いたしましたが,これまでの競争的資金の申請と異なる点はありましたか?

山本先生科研費など研究者個人が主として申請するものと違い, COI のような大型申請の場合,皆でプロジェクトを企画する必要がありますが,限られた時間で研究とマネジメントの両方の申請書を作成するのは本当に大変です。研究者自身も情報は持っていますが,申請書では個人の研究者では書けないような項目もあります。 URA には研究者の足りない部分,視点を補ってもらえて,本当に助かりました。

長谷川ありがとうございます。大変嬉しいお言葉です。

山本先生もちろん,科研費のような個々の研究費獲得のための支援も大事ですが,大学全体の運営予算が減っている昨今,大学として大きなプロジェクトに取り組むことが必須だと思います。そのためには,国の方針について情報収集したり,学内の研究情報を把握して融合的な,また,適切なプロジェクト提案を作る必要があるので,それを一緒に考えてもらえて助かりました。

長谷川具体的には,どのようなサポートが良かったでしょうか?

山本先生申請イメージを固めながら申請書の項目ごとに書いていきますが,自分だけで読んでいるとどうしても自己満足になってしまいますし,足りないところもあります。 COI では, URA が別な視点から情報を集めてくれて,そういった部分を補って加筆してくれたり,視覚的にもこちらのアイデアが伝わるように良い図を作成してくれましたよね。すべて一人ではとても時間が足りません。それに,いろいろな人が関与することで良い申請書になると思います。

長谷川実は,私たち URA はその頃本格的な支援業務を開始したばかりで,先生への支援を通じて,アイデアのまとめ方など日々勉強させていただきました。

山本先生そうですか。プロジェクトを作るには,最初からコンセプトや情報を共有して考えていくことが大切だと思います。 COI では, URA とディスカッションしながら提案内容を決めていくことができて,それが良かったですね。締め切り間際まで頑張ってくれて。

長谷川最後は体力勝負でしたが,成果に結びついて本当に良かったと思います。 URA を実際に利用してみて,もっとこうすべきではないかといった課題はありますか?

山本先生まずは,大学の戦略として大型の競争的資金を取りに行くしくみが必要だと思います。そのためには大学が情報を取ってくるような,国や外部との連携にも取り組んでほしいです。新潟大学単独での申請は難しくても補完できるグループ作りまでできるような連携のしくみですね。 URA がまず,その実働部隊になって成功例を沢山作ってください。

長谷川ご期待に応えられるように力をつけて,大学の研究推進に貢献していきたいと思います。最後に,今後 URA に期待することを教えてください。

山本先生現在は採択までの支援が中心のようですが,採択後も URA が必要ですね。できれば一貫して担当してもらう方が良いのでしょう。 URA の人材としては,一定以上のサイエンスの知識と社会経験があり,研究者が不得意な渉外交渉力のある人。私自身は, URA を専門分野別に配置するより,分野を問わず研究者とは違った視点で考える人が揃っていた方がいいのではと思います。それぞれ得意なことを活かしてほしいです。

長谷川URA の業務範囲については,現在検討されているところです。先生方のご意見を踏まえて,考えていかなくてはならないですね。本日は,貴重なお話をありがとうございました。

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