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リサーチ・アドミニストレーション協議会 第9回年次大会に参加しました

2023.08.10|新潟大学URA

一般社団法人リサーチ・アドミニストレーション協議会(略称:RA協議会)は、日本で唯一、リサーチ・アドミニストレーション業務の向上を目指す人材が集う団体です。我が国の研究力強化を進める大学等の各組織が取り組んでいるリサーチ・アドミニストレーション組織の定着と展開を図るべく、全国的に組織されたRA協議会は、現在では、33の組織会員と、600名あまりの個人会員、3組織の賛助会員を集めるまでになっています(2022年11月現在)。

この度、8月8日(火)〜9日(水)に東京たま未来メッセ(東京都立多摩産業交流センター)で開催された「第9回年次大会 RA2.0~定着 その先へ~」に、URA8名全員が現地またはオンライン参加しました。前回に引き続き今年度もハイブリッド開催となり、約700名(うち現地参加約500名)が参加し、活発なディスカッションが展開されました。

本年次大会においては、経営戦略本部UA室長である川端総括・社会連携担当理事が特別セッション「組織の研究力強化から機能強化へ。URA等がこれから果たすべき役割とは」にて、「大学法人機能拡張には多様なエキスパート人材の組織化を!University Administration室」のタイトルで発表を行い、パネリストとしても討論に参加しました。また、李主任URAがオーガナイザーとなり、会員セッションの一つ「イチURAからみた、ELSIの対応と実践」を主催しました。その中では、久間木主任URAが「ELSI/RRIとのURAの関わり方の実施例と今後の課題−新潟大学研究統括機構ELSIセンター設置と活動状況、これから−」に関する発表および議論を行いました。現地かつ初参加の永島、坂口、佐藤の新任URA3名は、他大学等でのURA業務やそれぞれの問題意識に直に触れ、全国のURAと意見交換することを通し、大変良い刺激を受けることができました。特に、佐藤URAはポスターセッションにて「とびだす人社!新大ブックサロン−学術図書の出版を起点とする研究活動の発信−」をテーマに業務の紹介を行いました。

このような積極的な年次大会への参加を踏まえ、引き続き他大学との意見交換を実施しURA機能の向上を図り、新潟大学の研究推進、ひいては日本の研究力向上への貢献を目指します。

参考:
一般社団法人リサーチ・アドミニストレーション協議会(略称:RA協議会)
RA協議会・第9回年次大会