リサーチ・アドミニストレーション協議会 第10回年次大会に参加しました
2024.10.23|新潟大学URA
一般社団法人リサーチ・アドミニストレーション(RA)協議会は、URAをはじめとした研究開発マネジメント人材が集う団体です。我が国の研究力強化を進める大学等が取り組んでいるRA組織の定着と展開を図るべく、全国的に組織されたRA協議会は、2023年9月時点で36の組織会員と700名あまりの個人会員、8組織の賛助会員を集めるまでになっています。昨年の数値と比べると、着実に成長していることが見て取れます。
この度、10月16日(水)〜17日(木)にOIST(沖縄科学技術大学院大学)で開催された「第10回年次大会 まるっとダイバーシティ:多様性の知から異なるバックグラウンドの力をけん引するURAとは」に、URA5名が現地またはオンライン参加しました。前回同様のハイブリッド開催となり、190機関から764名が参加し、活発なディスカッションが展開されました。
本年次大会において、会員セッションの一つ「トランスディシプナリー研究でURAが知っておくべきこと」では、久間木主任URAが登壇者として「ガイダンスを用いたTD研究の現場感との比較から「前向き」活用方法を考える」のタイトルで発表を行い、議論を行いました。また、ネットワーキングセッション「つながりの見える化から始める共創実現にむけたお悩み対話室」では、長谷川主任URAが企画運営に参画しました。
加えて、学外とのコラボレーションを含む、以下4つのポスター発表を行い、李主任URAが携わったポスター発表が優秀賞に選ばれました。
・「科研費区分からみた学際的研究と学内グラントの役割 -U-goグラントと科研費の比較考察-」[長谷川主任URA、稲嶺主幹URA(琉球大)、平井講師(新潟医療福祉大)、永島URA]
・「クラウドツール「Microsoft 365」を使ったURA業務効率化」[飯島主任URA、武井主任URA(長岡技術科学大)、久間木主任URA]
・「若手研究者育成「新潟大学若手教員スイングバイ・プログラム採択者支援」の現状と課題」[久間木主任URA、飯島主任URA]
・「機関をこえたURA連携の意義とは〜人社系URAネットワーク10年の軌跡と展望」[人社系URAネットワーク・李主任URA参加]
今後も、年次大会等において積極的に情報発信を行い、新大URAのアクティビティを示していきます。また、様々な大学のURAとの意見交換から知り得た良好事例や取り組みを適宜業務に反映しURA機能の向上を図ることで、新潟大学の研究推進、ひいては日本の研究力向上への貢献を目指します。


